薪ストーブ職人のスローライフなブログ

薪ストーブ・ペレットストーブに関する日常を綴っていきます。薪ストーブの修理やメンテナンスが趣味です。

広葉樹のメリット・注意点は? 薪ストーブに適した薪とは?

今日の那須はこんな感じです。道路の雪は解けていますが、薄っすらと雪が残ってます。

前回は薪ストーブで針葉樹を燃焼にする時のメリット・デメリットについて書いたので、今回は広葉樹についてお話ししたいと思います。

 

針葉樹についての前回の記事はこちらです。


stove.nasukogenplanning.com

 

 

薪には広葉樹と針葉樹がありますが、シラカバやナラ、ケヤキ、樫などが広葉樹に当たります。

 

私が広葉樹を使用する場合は、樫の木を使用する事がほとんどです。理由は薪ストーブ用の樫の木を安く販売しているので、年中いつでもすぐに入手できるからです。薪を購入すれば薪作りに時間がかからず肉体的にも楽です。しっかりと乾燥させてあるので、乾燥に時間も取られません。(薪の乾燥は最低でも1年)

 

こちらの黄色の容器に入った薪を購入しています。1箱1100円です。

栃木県で販売している薪ストーブ用の薪

1立米サイズでも販売していてこちらは1コンテナ分で14000円です。薪を置くスペースがある方はこちらが安くて便利ですね。

栃木県で販売している薪ストーブ用の薪

そして樫の木の最大のメリットは、火力が高くて火持ちが非常に良いことです。

 

しかし広葉樹でも種類によっては硬くて割れない物もあるので、薪作りを楽しみたい方は注意が必要です。

 

私は既に加工された樫の木を使用しているので問題ないですが、樫の木やケヤキ等は薪作りを楽しみたい方にはおすすめできないです。斧や薪割り機で割る事が非常に困難です。

薪割りを楽しみたい方は割りやすいナラやクヌギをおすすめします。

 

次に、薪ストーブで使用する薪はどのような物が適しているかまとめていきます。適した薪の条件は大まかに6つに分けられると考えます。

 

1つ目「比重が高いこと」

どんな薪の種類でも重量に対する熱量は変わりません。なので比重の高い薪(広葉樹)の方が針葉樹よりも火持ちが良くなります。針葉樹はすぐに燃え尽きてしまいます。

着火する際は細かくて小さい広葉樹や針葉樹を使い、二次燃焼の時に太めの広葉樹を使用するとベストです。

 

2つ目「定期的に入手できるか」

定期的に薪を入手できないと薪ストーブが使えません。薪ストーブに適した薪を近所で入手できるか調べましょう。

 

3つ目「割りやすさ」

上記で述べたように、樫の木やケヤキ等は硬いので薪作りを楽しみたい方には不向きです。加工済みであれば大丈夫ですが、薪割りをする際は割りやいかを確認しましょう。

 

4つ目「乾燥していること」

薪の含水率も注意しなといけません。含水率が高いと水分の蒸発で熱を奪われて、燃費が悪くなります。2年は乾燥させるのが理想的ですが、最低でも1年間は乾燥させましょう。含水率が20%以下になればベストです。原木が手に入っても乾燥に時間を取られてしまいますので注意してください。

 

こちらが含水率を測る道具です。

薪の含水率計

5つ目「燃えやすいか」

木の種類によって燃え方が異なります。ゆっくりと静かに燃える木を入手しましょう。

 

6つ目「ヤニが少ないこと」

ヤニが多いと最悪の場合煙道火災を起こしてしまうこともあるので注意が必要です。ヤニが多いと煙が多く出るので薪ストーブでの料理にも適しません。針葉樹は広葉樹と比べてヤニが多くなります。

 

以上が大まかにまとめた良い薪の条件です。薪ストーブを使用される場合に参考になれば幸いです。