薪ストーブ職人のスローライフなブログ

薪ストーブ・ペレットストーブに関する日常を綴っていきます。薪ストーブの修理やメンテナンスが趣味です。

薪ストーブ ストーブの選び方 薪の種類から考える 針葉樹も使えるの?

昨日の那須の夜はマイナス3度です。家の中の水道も凍ってしまいました。雪も積もって車の運転も注意しなければいけません。

 

雪の日に薪作りはしたくないので事前に準備しておきたいですね。薪ストーブで使う燃料は薪ですが、薪には種類があります。

 

薪を用意できてもその薪を正しいやり方で燃やさないと、ストーブ本体を劣化させたり破損させてしまったりすることがあります。

 

薪ストーブを使用する際は、そのスト―ブにはどんな種類の薪を使用することができて、その薪が定期的に手に入りやすいかを知り、正しい燃し方を学ばなければいけません。

 

まず薪は広葉樹と針葉樹の2種類に分けられます。ブナナラケヤキ等は広葉樹に分類され、密度が高く、火持ちがよいのが特徴です。一方、マツやスギ等は針葉樹で、密度が低いため広葉樹より早く燃え尽きます。今回は薪ストーブで針葉樹を使用するにはどんな事に注意しなければならないかを綴っていきます。

 

こちらの写真が広葉樹です。冬なので葉は落ちてしまっています。

 

↓薪ストーブ燃料用の広葉樹の写真です。写真の薪は皮つきの物で、非常に火持ちが良いです。

薪ストーブ燃料の薪

次にこちらの写真が針葉樹になります。

薪ストーブで針葉樹を燃やしてはいけないと思っている方もおりますが、針葉樹を燃やせる機種で調整をきちんとすれば問題ございません。針葉樹は、油分が多く含まれているので、着火にぴったりです。そして日本では針葉樹の方が入手しやすいです。林業を営んでいる方は針葉樹が不要な場合もあるので、時にはタダで手に入る事もあります。

 

しかし次のようなデメリットがある為、針葉樹を燃やす際は注意しなければいけません。 

 

まず針葉樹は油分が多い為、ストーブの温度が一気に上がります。そのまま針葉樹のみを燃やし続けると炉内温度が1000度以上になります。この場合ストーブの表面温度は500度以上にもなります。(針葉樹を使用しても温度が一気に上がらないようにするストーブもございます。)

 

通常の薪ストーブの表面温度は200度~300度が適した温度であるので、温度調整をしっかりしないと本体を破損させてしまいます。本体を破損させてしまうと修理が高額なので失敗は禁物です。

 

しかし正しい方法で燃す事ができれば針葉樹を使用しても問題はありません。針葉樹と広葉樹を上手く活用できると、薪ストーブの効力を最大限に発揮できます。温度管理に気を付けて燃やせば、針葉樹と広葉樹を混ぜて使用しても問題はありません。熱効率の高いストーブであれば、針葉樹を使うことで薪の燃料費も抑えることができます。

 

針葉樹も使用して大丈夫な薪ストーブの機種を知り、針葉樹を使用するのに不安がありましたら、薪ストーブを購入したお店等で正しい薪の燃し方をお聞きするのをおすすめします。